【情報提供】 iOS 11での青少年保護機能の向上

本日、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)様より、表題に関する報道発表が行われましたので、お知らせします。

■iOSの機能制限「Webサイト-アダルトコンテンツを制限」

今回、EMAにて機能向上を確認したiOSの機能制限「Webサイト-アダルトコンテンツを制限」は、(1)「指定したWebサイトのみ」、(2)「アダルトコンテンツを制限」、(3)「すべてのWebサイト」の3段階の設定が可能になっており、利用者の年齢や発達度合いに応じてWebサイトの閲覧を許可・制限することができます。
iOSの機能制限「Webサイト-アダルトコンテンツを制限」の設定方法については、Apple社のホームページ*1に掲載 されています。

■保護者が知っておくべきこと
― 各家庭・子供に適した利用環境の提供 ―

iOSの機能制限「Webサイト-アダルトコンテンツを制限」は、標準で搭載されているWebブラウザ「Safari」で動作することから、携帯電話回線(3G/4G/LTE)、Wi-Fiなどの通信回線に関係なく利用できる機能です。標準で搭載されているため、アプリのインストールの必要が無く、設定も容易に行えます。
また、「Webサイト-アダルトコンテンツを制限」以外にも、iOSの「機能制限」には、レーティングに基づくアプリの制限の他、課金の制限等も設定できます。その他、「ファミリー共有 *2」という機能を利用し、子どもたちによる個々のアプリのインストールを、保護者の機器で承認することもできます。
携帯電話事業者が提供しているフィルタリングや、これらのペアレンタルコントロールを利用し、各家庭・子供の年齢や発達段階に合った、安心・安全なスマホの利用環境を整えてください。

*1 Apple社:iPhone、iPad、iPod touch でペアレンタルコントロールを使う

jp/HT201304

*2 ファミリー共有:

icloud/family-sharing/