ネット事件簿(2023年2月)

▼2023.2.28(産経ニュース)
住基情報漏えいで有罪 東京・杉並区元職員ら2人
住民基本台帳ネットワークシステムで取得した個人情報の漏えいを繰り返したとして、住民基本台帳法違反罪に問われた東京都杉並区の元職員被告(33)と友人被告(35)に対し、東京地裁は、いずれも懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

▼2023.2.28(讀賣新聞)
慶大生が不正アクセス、他の学生の履修登録消去…気づかなければ進級・卒業に影響も
慶応大の学生が他の学生の履修登録システムに不正アクセスを繰り返し、履修登録を消去したなどとして、同大が停学3か月の処分をしていたことがわかった。

▼2023.2.27(讀賣新聞)
逮捕の高校生「一緒に死ぬつもりだった」…福岡の海岸に男性遺体、現場には使用済み練炭
福岡市西区の海岸で、住所、職業不詳、山本駿一さん(26)が遺体で見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された男子高校生(17)が福岡県警の調べに対し、「一緒に死ぬつもりだった」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。
山本さんは事件の数日前、SNSに一緒に自殺する人を募る内容を隠語で書き込み、男子生徒を含む複数の人物が返信していた。

▼2023.2.27(産経ニュース)
麻薬密売で19歳女を逮捕、闇バイト応募か 東海麻取部
東海北陸厚生局麻薬取締部は、LSDを密売したとして、麻薬取締法違反(営利目的譲り渡し)の疑いで、住む運転代行業従業員の女(19)を逮捕したと発表した。同取締部によると、女は匿名性の高い「テレグラム」を通じて「闇バイト」に応募して当選、レターパックで薬物を発送して報酬を得ていたとみられる。

▼2023.2.27(中日新聞)
ヤフー、不適切ID56%減 投稿時の携帯登録義務化で
ヤフーは、「ヤフーニュース」で、誹謗中傷を含む不適切な書き込みを重ねたとして投稿停止措置を課したID数が56%減ったとの調査結果を発表した。
コメント欄に意見や感想を投稿する際に携帯電話番号を登録するよう昨年11月に義務化したことで、不適切投稿の抑制に一定の効果があったと説明している。

▼2023.2.27(讀賣新聞)
すし皿に消毒用スプレー吹きかけ、スシローが警察に被害届…「民事の対応も考えたい」
あきんどスシローは、熊本県菊陽町の店舗で、来店客がレーンを流れるすし皿に消毒用アルコールスプレーを吹きかける動画がSNS上で拡散したことを受け、所轄の警察署に被害届を出したと明らかにした。

▼2023.2.27(産経ニュース)
個人情報流出でベネッセ側に賠償命令 4千人に
平成26年に発覚したベネッセコーポレーションの個人情報流出事件で、顧客ら約5700人がベネッセ側に1人当たり5万5千円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は、漏えいを認めた4027人に1人当たり3300円、総額で約1300万円を支払うよう命じた。

▼2023.2.26(讀賣新聞)
SNSで知り合った小学生女児に「家で遊ぼう」…マンションに連れ込んだ大学生逮捕
警視庁練馬署は、大学生の男(22)を未成年者誘拐容疑で現行犯逮捕したと発表した。
発表によると、男は午前11時半~午後3時20分頃、SNSで知り合った東京都練馬区小学生の女児が未成年と知りながら、「家で遊ぼう」と誘い出し、自宅のマンション室内に連れ込んだ疑い。

▼2023.2.21(sanspo.com)
高須克弥院長をネット投稿で中傷、男子大学生が在宅起訴 埼玉
「高須クリニック」の高須克弥院長をインターネット上で中傷したとして、さいたま地検が名誉毀損罪で男子大学生(21)を在宅起訴したことが、地検への取材で分かった。

▼2023.2.20(産経ニュース)
資生堂偽化粧品160点を押収、保管疑いで2人再逮捕 大阪府警
資生堂が展開する「NARS」のフェースパウダーの模造品を販売目的で保管したとして、大阪府警は、医薬品医療機器法違反(販売目的貯蔵)容疑で、いずれも中国籍会社員容疑者(30)と、留学生容疑者(30)を再逮捕した。

▼2023.2.17(讀賣新聞)
関西電力の顧客情報不正閲覧、15万件に拡大…275万件の誤送信も判明
関西電力が競合他社の顧客情報を不正に閲覧していた件数が、記録の残る2019年11月から3年間で約15万件に上ることが分かった。これまで判明していたのは昨年4~12月の約4万件だった。

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