本日、上益城郡情報教育研究会様主催の勉強会に参加、最近のネット事情や子どもたちのトラブル事例などのお話をして来ました。
最後に質疑応答の時間があり、いくつかの質問を頂きました。
時間内に私が伝えきれなかった部分も含めて、以下に記します。
Q1
野良Wi-Fiとは?
A1
セキュリティ設定がなされていないWi-Fi(無線LAN)の電波を、無断で外で利用する行為。
通常はWi-Fi上で利用するデータを暗号化し、Wi-Fiを利用する際に必要なパスワードを設け、パスワードを知っている人にだけ利用させるようにする(セキュリティ設定)。
Q2
携帯電話で撮影された写真には位置情報も記録されているか?
その場合、個人情報を特定されないよう位置情報を消すにはどうしたらよいか?
A2
携帯電話やスマートフォンのGPS機能を持つものはそのカメラで撮った写真に位置情報を記録することがある。
GPS機能とカメラ機能が連動しないよう設定をすることで位置情報を記録させないようにすることが可能。
写真に記録される位置情報は写真の持つExif情報で確認することができる。
削除するためのソフトウェアもある。
今日は、学校の先生方を対象とした勉強会でした。
ネットやスマホデビューの低年齢化が進んでいる中、学校内でもそれに伴うトラブルの発生が予見されます。
安全・安心に情報化社会を生き抜いていくためには、ネットやツールに詳しくなるのに越したことはありませんが、それよりも相手を思いやったりルールを守ったり規範意識を持ったりという、いわゆる”人間力”を高めることがとても重要な気がします。
そのためには教育がとても大事ですが、学校の先生や保護者だけでなく、社会全体で子どもの教育に関わることが必要なのではないかと私は思います。
まずは私たち大人が子どもの手本となるよう、節度を持ったネットユーザでありたいものです。