私が初めて人前で情報モラルに関するお話をしたのは、2012年8月のことでした。
あれから、もうすぐ14年になります。
それ以来、情報モラルに関する講演のご依頼を多くいただいてきました。
特に、子どもを守る視点での講演依頼は、今も変わらず多くあります。
子どもたちをネットトラブルに巻き込ませたくない。
そう考える大人は多いと思います。
実際、世界のさまざまな国や地域で、子どものSNS利用を法律で制限する動きもあります。
トラブルに巻き込まれたり、依存をはじめ心身に影響が出たりするケースが増えているからです。
ただ、理想かもしれませんが、私は
子どもたちには「規制」ではなく、
自分の意思でコントロールできる力を身につけてほしいと思っています。
そのためには、
・世の中にはいろいろな考え方があること
・思ってもいないことで、誰かを傷つけたり、自分が傷ついたりすることがあること
こうしたことを理解してもらう必要があります。
幼いから、経験がないから判断ができない。
もしそれが子どもに対する評価だとするなら、
考えさせて、経験してもらえばいい。
そんな思いで、草の根ではありますが講演活動を続けてきました。
以前は一方的に話すことが中心だった講演も、
今では子どもたちに考えてもらい、話し合う時間を多く取るようになりました。
子どもたちの意見を聞く中で、
大人以上の気遣いに驚かされることもあります。
SNSのトラブルは、
ほんの一瞬の判断の誤りから起きることも少なくありません。
そのことを意識してもらうために作ったのが、
今回の「情報モラルラップ」です。
「投稿前の3秒チェック」
・誰も嫌な気持ちにならないか?
・スクショされても大丈夫か?
・未来の自分に見せても大丈夫か?
この3つのポイントをまとめているとき、
言い回しを少し変えると韻を踏んでいることに気づきました。
「これはラップになるかもしれない」
そう思って、自分でラップっぽく歌ってみたのが、この曲のきっかけです。
耳心地のいい言葉なら、
どこかでふと思い出してくれるかもしれない。
そんなことを願いながら作りました。
投稿するのは一瞬ですが、その投稿は長く残ることがあります。
だからこそ、投稿する前にほんの3秒。
