前回のブログの続きです。
そもそもなぜ、前回ブログに書いたような設定をしたのか、を記します。
娘にスマホを渡すにあたり、私はスマホに以下の機能を求めました。つまり、これが娘にスマホを持たせるための最低条件です。
・いつでもどこでもフィルタリングがかかること
・アプリ利用の時間制限ができること
・スマホの設定を勝手に変更できないようにすること
・スマホのアプリを勝手にインストールできないようにすること
その上で、娘に自分で利用するスマホを選択させました。
※家族全員がドコモなので、ドコモの機種から選んでね、とも伝えました。
娘の希望は以下の通りでした。
第1希望 iPhone6(iOS)
第2希望 Xperia Z3 SO-01G(Android)
第3希望 AQUOS ZETA SH-01G(Android)
できれば、希望を叶えてあげたかったのですが、残念ながらiPhoneは、私が望んだ機能を持ち合わせておらず、条件を満たすアプリも探すことはできませんでした。
Androidスマホである、第2、第3希望のものは、アプリや携帯電話事業者が提供しているサービスをうまく組み合わせることで、上記の条件を満たすことができることがわかったので、娘には第2希望の Xperia Z3 SO-01G を持たせることにしたのです。
また、夫も私もAndroidスマホを使いなれていることもあり、Androidスマホであれば、娘の使用上の疑問にも対応できるのでは、と思ったこともAndroidスマホに決めた要因です。
上記の条件と、それを満たす作業は以下のとおりです。
・いつでもどこでもフィルタリングがかかること
>ドコモあんしんモードのインストール
>あんしんモードでルールを高校生に、EMA認定コンテンツを許可するにチェック
>ファミリーブラウザ for docomo のインストール
>ブラウザ、Google Chromeの起動制限
・アプリ利用の時間制限ができること
>あんしんモードでアプリ起動の時間帯制限(22時〜6時はアプリを利用できない)を設定
・スマホの設定を勝手に変更できないようにすること
>あんしんモードで各種設定変更ができないよう設定
・スマホのアプリを勝手にインストールできないようにすること
>あんしんモードで新しいアプリをインストールできないよう設定
前回のブログで書いた設定と照らし合わせると、1つ項目が余るのです。
それは…
Wi-Fi ウィジェットのインストール です。
これには目的がありました。
スマホの設定を勝手に変更できないようにしたのですが、それだとWi-Fiの切り替えすらできなくなってしまいます。
ずっとWi-FiをONにしてWi-Fiの電波を拾うようにしておくと、電池の消耗が激しくなりますし、他人のWi-Fiの電波を拾ってトラブルになっても嫌なので、自宅ではWi-Fi環境でスマホの利用ができるようにしたいと考えました。
そこで、「Wi-Fi ウィジェット」をインストールし、これに起動制限をかけずに利用することにしました。これで帰宅してからウィジェットのボタンを押すとWi-Fiの電波を拾い、外出する際にウィジェットのボタンを押すとWi-Fiの電波を拾わなくなりました。
また、「なぜブラウザやGoogle Chromeに起動制限をかけたのか」についてです。
こちらはいずれもブラウザを閲覧することができるアプリです。
携帯電話事業者のネットワークを利用した状態であればフィルタリングがかかった状態になりますが、Wi-Fi環境下であれば、とたんにフィルタリングがかからなくなります。そこで、Wi-Fi環境下でもフィルタリングがかかる「ファミリーブラウザ for docomo」をインストールしこちらをメインブラウザとし、他のブラウザを起動させないようにしたというわけです。
娘の反応やその他設定変更についてはまた次の機会に書きます。