第39回 熊本県PTA研究大会きくち大会 分科会で登壇しました

11月17日(土)、第39回 熊本県PTA研究大会きくち大会が開催されました。

大会パンフレット
大会パンフレット

今回は、熊本県合志市立合志中学校体育館にて開催された第3分科会に参加しました。

テーマは、広報活動「スマホとSNS時代の情報モラル教育」〜変化するネット社会へどう対応するか〜 です。

土砂降りの中、また朝早くからの開催にも関わらず、第3分科会会場には約400名のPTA役員、保護者、学校関係者の皆さんがお集り下さいました。
スマートフォンやSNSについての関心の高さが伺えます。

各分科会の内容
各分科会の内容

私は、これまでの経験を活かしてスマートフォンを活用した情報格差をなくす取り組みを行っていますので、スマートフォン等に詳しい者としての立場で、また中学1年の娘を持つ保護者としての立場でパネリストとして登壇させて頂きました。

モバゲーでおなじみの株式会社ディー・エヌ・エーさんからもパネリストとしてご登壇下さり、ソーシャルゲームについての説明やディー・エヌ・エーさんとしてトラブルを未然に防ぐ取り組みなど、とても興味深いお話をして下さいました。

ディー・エヌ・エーさんが提供するネット上のサービスに書き込まれた内容については、約400名の人手をかけてチェックし、個人情報の書き込みや荒らし、中傷などの書き込みを削除し、削除した理由を書き込んだ本人にメールで返しているそうです。
確かに、成熟しきれていない子どもたちが、やっていいことかどうかの判断ができないままについ書き込んでしまうということは多々あると思います。
ネット上の行動においても同様で、何気ない書き込みが読む人を傷つけたり、自分の情報を安易に開示して犯罪に巻き込まれるきっかけをつくってしまうこともあるのではないでしょうか?
ディー・エヌ・エーさんの取り組みを聞いた時に、本来は保護者が理解した上で子どもに利用させるべきものを、ディー・エヌ・エーさんに子どもを躾けてもらっているように感じました。

同じくパネリストで参加なさった熊本県玉名市立鍋小学校校長の戸田俊文先生は、情報社会を生き抜くために必要な力は「表現力」「コミュニケーション力」「想像力」で、これらは独立しているのではなく、互いに関連し合っているとお話されました。

そういった力を子どもに身につけさせることも、躾の一環ではないかと私は思います。

子どもを躾けるのは保護者の責任、スマートフォンやネット環境を子どもに与えるのも保護者、それであれば、やはり想定されるリスクを理解した上で子どもに利用させるようにしたいものです。

スマートフォンやネット環境は、あくまでツールです。
その最新技術や動向を知ることが大事なのではなく、これまでの経験則からリスクを予測することは可能だと思います。

自分の知らない誰かが見ているかもしれない
自分を知っている人が見ているかもしれない

ネット上でも現実の世界でも関わるのは「人」です。
このような注意を促すだけでも行動に変化が生じるのではないでしょうか。

私は、スマートフォン等のモバイルツールを活用して誰もがICTの恩恵を享受できる社会にしたい、という想いがありますが、まずは安全かつ安心して利用できる環境があるべきだと考えてます。
私自身の立場でできることは、スマートフォンに関する講座を行う際に、これまで得た様々な事例や情報を参加される方々に伝えることです。
安全安心な環境を目指し、引き続き、取り組んで行きます。