やめよう! 歩きスマホ

「歩きスマホ」という言葉をご存じですか?

歩きながらスマートフォン(以下、スマホ)を操作するという意味なのですが、スマホの普及率が高くなったことと合わせ、「歩きスマホ」する人々を見る機会が多くなったような気がします。

先週上京した際に驚いたのは、「歩きスマホ」を行う人の数の多さでした。

特に地下鉄の構内では、たくさんの人々が移動しているにもかかわらず、片手にスマホを、視線はスマホ画面と足下を、という人々が多く、ぶつからずに移動することが奇跡だと思えるほどでした。普段から「歩きスマホ」する人が多いこととその数のあまりの多さに周囲の人がぶつからないように気を遣い、馴れざるを得ないのではないかと感じました。

「歩きスマホ」は、スマホの操作や画面に気を取られ、足を踏み外して階段や駅のホームから転落したり、人とぶつかってケガをさせたり、と、とても危険です。自身が被害者や加害者になり、様々な事故を誘発することが考えられます。この行為を発端に責任問題や賠償問題に発展しないとも限りません。

大阪府摂津市では、「歩きスマホ」根絶に乗り出すそうです。

また、新聞の社説でも注意を呼びかけています。

「スマホを今操作したい」という欲求と「歩きながら」という行為は切り離すべきです。

どうしてもスマホ操作が必要なときは、他の人の通行を妨げないよう道の端に寄り、立ち止まった状態で操作をして下さい。

周囲に迷惑をかけることなく、正しく・楽しく・便利にスマホを活用して頂きたいものです。