ネット事件簿(2022年1月)

▼2022.1.31(讀賣新聞)
「漫画の海賊版データ配信」講談社や集英社など4社、米IT企業を提訴へ…月3億回アクセス
漫画の海賊版のデータが広く配信され、著作権を侵害されたなどとして、講談社、集英社、小学館、KADOKAWAの出版4社は、米国のIT企業「クラウドフレア社」に対し損害賠償を求める訴訟を、週内にも東京地裁に起こす方針を固めた。請求額は約4億円。

▼2022.1.31(47news)
虚偽登録でヤマダのポイント入手
ヤマダデンキのネットショップに出店していた札幌市や大阪市の会社役員の男らが、虚偽の会員登録などで不正に入手したポイントを使い、ヤマダデンキから現金をだまし取っていたとして、群馬県警は詐欺容疑で計3人を逮捕した。

▼2022.1.31(日経クロステック)
日能研から中学受験生関連のメールアドレス28万件流出、SQLインジェクション攻撃で
中学受験塾大手の日能研は、運営している自社サイトのWebサーバーが外部から不正アクセスを受け、資料請求や模試の申し込みをした人のメールアドレス最大28万106件が流出した可能性があると発表した。

▼2022.1.28(北海道新聞)
3740万円詐欺被害 苫小牧の70代男性
苫小牧署は、苫小牧市の70代男性が投資名目で現金3740万円をだまし取られたと発表した。
男性は昨年、投資会社の社員を名乗る女らからSNSで「もうけないか」と投資話を持ちかけられ、10回にわたり指定された金融機関の口座に現金計3740万円を振り込んだ。

▼2022.1.28(ITmedia NEWS)
「【重要】Uber Eatsご注文の確認」偽メールに注意
 「【重要】Uber Eats ご注文内容の確認」などの件名で、Uber Eatsをかたるフィッシングメールが出回っているとし、フィッシング対策協議会が注意を呼び掛けた。

▼2022.1.27(日本経済新聞)
Twitter投稿削除要請、日本が最多 21年1~6月
米短文投稿サイト、ツイッターは、2021年1~6月に投稿の法的な削除要請が世界で4万3387件あり、うち日本が4割強に当たる1万8518件と国別で最多だったと発表した。日本はツイッターにとってアメリカに次ぐ世界2位の市場で、多くの利用者を抱える。

▼2022.1.27(産経ニュース)
カルテ情報、患者の子に漏洩 医師らに賠償命令 大阪地裁
堺市立総合医療センターの女性小児科医が業務と無関係にカルテ情報を閲覧し、院外に漏洩したとして、患者だった女性が運営法人と医師に約330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が、大阪地裁であった。

▼2022.1.27(讀賣新聞)
共通テスト流出に関与の受験生か、19歳の少女が香川県警に出頭…「私がやりました」
大学入学共通テストの「世界史B」の問題用紙の画像が試験中に流出した疑惑で、受験生とみられる少女(19)が、香川県警に出頭したことが捜査関係者への取材でわかった。

▼2022.1.26(讀賣新聞)
TikTok報酬支払い、社名隠し拡散依頼…担当者も「さらされると嫌だ」と偽名使用か
ティックトックを運営する中国企業「バイトダンス」の日本法人が、ツイッター利用者に報酬を支払い、指定する動画を一般の投稿かのように紹介させていた問題で、利用者に依頼する際に社名を隠していたことが、読売新聞の取材でわかった。

▼2022.1.24(47news)
海賊版アニメに誘導疑い 警視庁、リーチサイトを初摘発
海賊版アダルトアニメがアップロードされたサイトにインターネット利用者を導く「リーチサイト」を運営したとして、警視庁綾瀬署は、著作権法違反の疑いで、茨城県の自営業の男性(37)を書類送検した。警視庁によるリーチサイトの摘発は初めて。

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